元OSK歌劇団女優で、ダンサー・振付師・ダンスインストラクター・歌手・イラストレーター・占い師として多方面で活躍される、
音羽優璃さんのライブに、友情出演として歌わせていただきました!
音羽さんWebサイトはこちら
「春分の日」のライブということで。
イタリア歌曲「おぉ春よ(ティリンデッリ作曲)」から始まり、
金子みすゞ詩・中田喜直作曲の《ほしとたんぽぽ》より、
「つゆ」
「わたしと小鳥とすずと」
「わらい」
「こころ」
「ほしとたんぽぽ」
の6曲を歌いました。
音羽さんから「オー・ソーレ・ミーオ」を歌ったあとに私がイタリア歌曲を引き継ぎ、
私が「ほしとたんぽぽ」を歌ったあと、音羽さんが「瑠璃色の地球」を歌われる。
という、音羽さんのプログラム構成が素晴らしかったです。
音羽さんとの出会いは、4年ほど前? 解剖学の勉強会で知り合いました。
どこにも詰まりや継ぎ目も感じないようなしなやかな身体と、
パーペキな身体のコントロールで、
勉強会でのちょっとした仕草を見るだけで惚れ惚れしてました。
よくお話すると、音羽さんが指導を受けている先生、いつもピアノ伴奏をお願いされている西秦郁子先生(今回も弾いていただきました!)が私の母校である相愛大学のご出身で、不思議なご縁を感じていました。
そして今回、ライブにお邪魔させていただくことになりました。
私にとってはひさしぶりの本番。😅
一人では練習していたものの、だいぶ勘が鈍っていました。😅😅😅
「一人で歌える」というのはなかなか闇があり。
歌いやすいようにブレスを取り、歌いたいように音を伸ばし、
音楽の流れが死んでしまってることにも気付かずに歌える気になってしまいます。
ピアノの音を聴いて、流れに乗れたらいいのだけど、
ずっと一人で歌ってると、この人の音を聴く、合わせるという感覚が完全に死んでいました。😅
音は耳に入ってるし、聞こえているけど、
自分が歌う声も同時に聴きながら相手の音を能動的に聴いて同調していく
そして”聴く”けど後手に回らない
というの、難しいものです。
1回目の合わせで、「全然歌えへんな〜😥練習しよ」と思ったあと、
2回目の合わせの時にピアノの音が聴こえてきて、「あ!!!音聞けてなかったからや!!!!」と気づきました(遅い)
聴こえたら、あとは同調してれば体はいいように運ばれていくので、お任せすればいいの。
あと、音大時代に培った「声が大きいのは良いことだ」「ピアノに音負けたらあかん」という呪いが未だ強固で。
一人で歌うと歌えるけど、ピアノと合わせるとどうしてもがんばってしまいます😥
さんざんトレーニングして、声出るし、むやみにがんばっても溺れるだけなのはもう知ってるんですけどね。
合わせの時に、音羽さんの全然力まずに歌われるお姿を見て、
「こんなに柔らかく歌っていいんだ〜!」と気付かされました。
音羽さんの歌ってるのを見た直後に歌うと、力感のなさをインストールできてるので、めちゃ楽でした!
「これでいいんや〜」と体が納得する感じ。
一人で歌ってたら、やってるつもりになっちゃう。
生で誰かと一緒にアンサンブルして(ピアノ伴奏でも、歌い手さんとのハモリでも)、他人の姿を見て音を聴くと、
自分の輪郭も見えるようになるし、自分の運び方もわかるようになる。
本番の重要性をひしひし感じましたので、これから定期的にライブの機会を作っていこうと思います✊