「自分の声」について、どんな印象がありますか?
”ぼそぼそしてる。”
”深い声で喋りたい。”
”好き。”
”
嫌い”……
でも、そのように評価している声は、ご自身の声の在り方のごく一部です。
”いつも足を組んじゃう。”
”いつも右足に体重をかけて立っちゃう。”……
といった体の癖があるのと同じように、
「私の声はこんな声」と思っているのも、
声の「いつも」の習慣の表れです。
「いつも」とは違う声を出してみることで、
「いつも」を離れ、思いを声で自由に表現していくための栄養になります。
声が商売道具ではない人も、ほとんどの人が声を使って生活をしています。
「おはよう」で朝を迎え、
「お願い」や「ありがとう」を伝えながら過ごし、
「おやすみなさい」で一日が終わる。
といった毎日の繰り返しの中で、
声がみなさんの日々の生活の味方になってくれるように、
お手伝いをさせてください。